一期一会
昨日、娘と電車に乗ったときの話。
日曜の10時前、下り線はかなり混んでて、あいにく満席。
優先座席の方へ行くも、そこも満席。
娘の手を握って、もう片方の手で吊革を握り、席が空くのを待つことにした。
そしたら、隣で立ってた女性が、座席に座ってた一人の女の子(小学校低学年くらい)に
「席代わってあげ。」って。
そしたらその女の子は立ち上がって、娘に席を譲ってくれはった。
「ありがとうございます~!」とお礼を言ってその女性を見ると、なんとその方、妊婦さん。
もうかなり大きいお腹してはるの。
私、慌てて「大丈夫ですか??っていうか、座られた方が…」って、譲ってもらった席に座ってもらおうと思った。
そしたらそのやりとりを聞いてたその前に座ってた年配のご夫婦の男性が、席を譲ろうとしてくれはった。
どうやらそのご夫婦は、横に立ってた女性が妊婦だということにその時初めて気づかはったみたいで。
「今まで気づかんとごめんやで~」って言ってはった。
んで、その男性が立とうとしはった時、手前のもう一席に座ってた若い女性も、事態に気づかはって、その男性に譲ってくれはった。
というわけで、年配のご夫婦と、妊婦ママとその娘さん、私と娘は無事に座れたわけで。
わかりにくいかしら?(^_^;)
で、本題はここから。
そこでたまたま相席した年配夫婦と妊婦ママと娘さん。
なんだかすごく感じの良い方で。
降車駅に着くまで、みんなでお話なんかしたりして、とても和やかな雰囲気。
妊婦ママは8ヶ月で。娘さんは小1。
年配夫婦には1歳になる女の子のお孫さんがおられるそうで、娘を見ながら
「3歳になるとこんな感じになるねんね~」って。
妊婦ママの娘さんには
「ママのこと守ってあげてね」って。
ほんのわずかな時間やったけど、もう二度と出会うことないと思うけど、なんだかいい出会いやったな~と思って。
最近、こんなふうに人の温かさっていうか、ふれあいが全くないもので(涙)。
心があったかくなった出会いでした。
おわり。
※何か何が言いたいのかよくわからん記事に最後までお付き合いいただきましてありがとうございましたm(__)m
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